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社内関連 2025/3/31

LPI-Japan社の「ビジネスパートナー制度」に加入しました。

北海道キューブシステムは、2025年3月20日より、LPI-Japan社の「ビジネスパートナー制度」に加入しました。
LPI-Japan サイト内当社紹介ページ:https://lpi.or.jp/partner/list/index.shtml#bp

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本記事ではビジネスパートナー制度への加入に向けた当社の想いや狙いについてお伝えしたいと思います。

●LPI-Japanとは(公式HP:https://lpi.or.jp/

日本のLinux技術者の育成とLinuxというOSの業界普及を目的として、大手IT企業とLinux先行企業が中心となり設立された特定非営利活動法人(NPO)団体で、Linuxの学習支援目的の無料教材の提供や、各種セミナーの開催に始まり、現在はLinuxのみならずOSS(Open Source Software)を用いたデータベース技術、Web技術、仮想化技術、コンテナ技術といった現在のIT技術発展の土台を支える重要な技術要素を取り扱っており、加えてそれら技術に関するベンダニュートラルな技術者認定試験の認定機関の運営も行っています。

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出典:LPI-Japan団体紹介資料より

特にLinux技術者の育成に関しては、初期からの活動で取り組んでいたこともあり、関連資料をはじめとしたコンテンツは熟練者から初学者まで扱いやすく、非常に体系的な構成になっており、オンサイトやオンラインのセミナーも非常に活況です。

●LPI-Japanビジネスパートナー制度加入への想いと狙い

1.    ビジネスパートナー制度加入への想い
昨今、LinuxをはじめとしたOSS(オープンソースソフトウェア)はITシステムに至るところで活用されており、インフラエンジニアやアプリケーションエンジニアを問わず必要な技術領域となっており、より高度なクラウドをはじめとしたベンダー依存な製品やサービスに対する技術習得の為にも必要な本質的技術領域だと考えております。
一方で、このことを現場レベルで意識できているエンジニアがまだまだ少ない現状もあり、この状況を変えるためにLPI-Japanが長年培ってきたOSS技術に対する育成ノウハウを120%活用し、IT業界の激しい変化にも柔軟に対応できる技術者を育て、活躍の場を提供し続けていくことが、結果として企業ブランドの創出・向上につながると考え、今回ご縁を頂き、ビジネスパートナー制度への加入へと踏み切りました。

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出典:LPI-Japan団体紹介資料より

2.    ビジネスパートナー制度加入の狙い
1)    営業面での活用
Linuxをはじめとしたオープンソース技術に関する技量を定量的に測る指標は、システム開発経験などの経歴情報から推し量ることなどが比較的一般的でしたが、技術者認定を取得することで、お客様に分かりやすく技量が伝わり、また企業の技術力認知にも貢献できると考えております。

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出典:LPI-Japan団体紹介資料より

2)    育成面での活用
社員育成において、カリキュラム以上に大変なこととして、育成コンテンツの準備が挙げられるかと思いますが、自前ですべて用意しようとすると非常に労力を要する大仕事です。
その点、ビジネスパートナー制度に参加することで提供頂ける教材の中に、講師向けのコンテンツもあり、これは育成活動の準備労力の低減のほか、同じ教材を複数の講師で共有することで、一定水準の品質で育成活動ができ、育成成果も非常に安定しやすいです。
また、ITプロフェッショナルとしてのステップアップに応じて認定資格も展開されているので、社員のキャリアアップ計画と合わせて学習コンテンツのステップアップしやすく、育成計画が立てやすいと考えています。

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出典:LPI-Japan団体紹介資料より

3)    採用面での活用
LPI-Japanが管理するホームページ上に当社の求人や案件情報を掲載させて頂けますが、これによりLPI-Japanの認定資格取得者が自身の活躍の場を見出す契機と、当社にとっても即戦力となり得るエンジニアの採用機会の場として相互の接点を設けることができ、社員育成とあわせて将来の事業拡大に貢献できる人材確保の可能性を秘めていると考えております。
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今回のビジネスパートナー制度の参加を通じて、IT業界の技術の変化に強い適応力のあるエンジニアとなり、
存分に活躍していってほしいと思います。